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イヤモニとは何?自分にもイヤモニって必要?|オススメのイヤモニを3つ紹介!

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イヤモニってよく聞くけど何?
自分もイヤモニをしてみたいけど、必要かな?
メリット・デメリットはどんなのがあるんだろう?
オススメのイヤモニはある?

そんな疑問にお答えします。

僕は、普段は会社員として仕事をしていますが、土日はプロミュージシャンとして活動するセミプロのドラマーです。

また、以前はそうる透さんというプロドラマーの弟子をしており、常にプロの現場ではイヤモニでの仕事がほとんどでした。

この記事を参考に、イヤモニの導入を検討してみてください。

イヤモニとは何?

イヤモニとは「インイヤーモニター」の略です。

主に、演奏中に他のパートの音をやクリックをモニターするためのイヤホンです。

英語ではIEM(In Ear Monitor)と記載されることもあります。

イヤモニの対になる言葉として、「エアーモニター」がありますが、エアーモニターはスピーカーで他のアーティストの音を聞きます。

イヤモニはインイヤーモニターの略。
要するにイヤホン。

イヤモニはどんな人に必要なの?

イヤモニはどんな人に必要なのでしょうか?

個人的な結論から言うと、誰もがイヤモニを試したほうがいいです。

なぜなら、イヤモニを使うことで様々なメリットが得られるからです。

イヤモニを使うことで鼓膜を守ることができる

イヤモニを使うことで、鼓膜を守ることができます。

なぜなら、大きすぎない音量で聞くことができるからです。

私はドラマーなので、目の前ではドラムとシンバルの音がなり続けています。

イヤモニを外してドラムを叩くとき、いつも「ドラムってこんなにうるさいんだな」と実感します。

爆音を好む人がいますが、やはり音が大きいと言うのは耳にダメージを与えていますし、鼓膜のダメージは回復しないので大事にしていきましょう。

ボーカリスト・ギタリスト・ベーシストには好評

みなさんがどのような環境でイヤモニを導入するかはわかりませんが、ボーカリスト・ギタリスト・ベーシストにはイヤモニは好評でした。

通常のライブでは、同期を使うためドラムの私だけイヤモニをしていましたが、ある時ライブで「カウントをせずにみんなで入りたい」という話がありました。

そのときに出たのが、全員でイヤモニをしようという話でした。

ボーカリスト・ギタリスト・ベーシストは基本的にエアーモニターの場合がほとんどですし、何ならイヤモニを嫌う人がほとんどです。

ところが、実際に使ってみると音のモニターが良かったみたいで、好評でした。

ライン系の楽器のモニターや、自分の声のモニターには向いているかも知れません。

同期を使う場合は、ドラマーには必須

イヤモニはどんな人に必要なのかというと、同期を扱うドラマーには必要です。

同期というのは、シーケンスやシンセサイザーなど、バンドには存在しない音を出すために、ドラマーがクリックを聞いて演奏して、予めPCに仕込んである音源を流す戦法です。

バンドでハモりができない場合に、同期で入れたりしますね。

現在の音楽において、同期は必要不可欠のものになっています。

ある程度プロとして稼ぎたいドラマーの方は、イヤモニの導入はほぼ必須だと思われます。

イヤモニをするデメリットは?

イヤモニを使うときのメリットも少なからず存在します。

ドラマーなど必然的に使う必要のある人以外は、こちらの内容を見て導入を検討してみてください。

イヤモニ導入の初期投資が必要

イヤモニを導入するためには、ある程度の初期投資が必要になります。具体的には

  • イヤホン代
  • ミキサー代
  • ワイヤレス代(必要なら)

この3点です。

ボーカリスト・ギタリスト・ベーシストなど立って演奏するパートは、ワイヤレスがあったほうがいいでしょう。

こちらを参考にしてみてください。

ライブで自分の声が聴こえないを解決!オススメのワイヤレスイヤモニ3選

イヤモニは正直演奏しにくい

イヤモニは正直、演奏しにくいです。

私はドラマーなので生音楽器なのですが、ライブ感もなくなりますし、クリックを聞きながらの演奏は、単なるドラムマシーンになってる感じなので演奏しにくいです。

ちなみに、同期を使うということはクリックに合わせて叩くということですが、クリックに合わせて叩くという経験は、意外と可能です!

あと、イヤモニの中の音質もとてもじゃないですがいい音とは言えません。

市販の音楽品質でモニターをすることはできないので、その点はイヤモニの演奏のしにくさかなと思います。

ワイヤレスにしないと自由が効かない

私のようにドラマーや、キーボーディストは動かず演奏するので、ミキサーへ直接イヤモニを接続すればいいのですが、ボーカル・ギタリスト・ベーシストはミキサー直の場合はケーブルがじゃまになって身動きが取れません。

このときに必要になってくるのが、ワイヤレスですよね。

エアーモニターかワイヤレスにしないと、身動きが取れなくなってしまうので、これはイヤモニの欠点ですね。

イヤモニをしてみたいけどオススメはある?

イヤモニをしたいけどオススメのイヤモニはある?

大体ライブで使えるイヤモニはある程度決まってきます。

私が使っているイヤモニも含めて紹介しますが、主に以下を選択材料として考えています。

  • 音質が悪くないこと
  • 耐久性があること
  • 価格がリーズナブルであること

たまにイヤモニの記事を見ていると、コレがおすすめです!とか言って、10万とか5万とかの機材を紹介している人がいますよね…

ぶっちゃけ一般的な金銭感覚であれば、そこまでのお金はかけられないですし、そんな高額な商品を買って壊れてしまったら出費になってしまいます。

なので、私が今まで使ってて考える上記3つを満たしたイヤモニをご紹介します!

SHURE ( シュアー ) / SE215

はじめに紹介するのは、世界のトップマイクメーカーのSHUREです。

もうこれ一つあればイヤモニ本体はすべて解決です。

私が使ってるのがまさにSE215で、もう5,6年不備なく位使えています。

結構イヤモニが壊れたという話をよく聞きますので、壊れてしまったときの金銭的ダメージも1万円くらいに収まるので、マジで最適解です。

ちなみにですが、色はブラックをおすすめします。

青とかでも鮮やかできれいなのですが、現場次第では目立たない色にしてほしいという要望もありますので、特別な理由がない限りはブラックにしておくことをオススメします。

Westone Audio ( ウェストンオーディオ ) / Pro X10 WA-UM-PRO-X10 カナル型イヤホン

次にオススメするイヤモニは、Westone Audioの Pro X10 WA-UM-PRO-X10です。

SHUREよりも価格帯が比較的高めなWestone Audioですが、その中でも一番安いモデルになります。

SHUREの前にWestone Audioを使っていたのですが、SHUREよりもモニターしやすく耐久性も良かったです。

SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / IE100PRO ブラック カナル型イヤホン

最後に紹介するのは、こちらもマイクで有名なSENNHEISERのイヤモニです。

SHUREよりもコスパがいいので、とりあえず迷ったらこれというのもいいと思います。

サウンドハウスでも紹介されていたので、音が気になる方はそちらを参考にしてみてもいいかなと思います。

【2022年最新】担当イチオシ!おすすめの高音質イヤホン特集

イヤモニとは何?イヤモニで何を聞いているの?:まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

最後にこの記事のまとめを書いておきたいと思います。

  • イヤモニとは、演奏中に他の音を聞くためのイヤホン
  • 同期を使うドラマーにイヤモニは必須
  • ボーカリスト・ギタリスト・ベーシストもイヤモニは使って見る価値あり
  • イヤモニのデメリットは「初期投資」「演奏しにくい」「ワイヤレスも必要かも」

是非快適なイヤホンモニターライフを送ってください!