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マニピュレーターになるためのおすすめインターフェイス7選【2023年版】

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こんにちは、有利です!

この記事では、マニピュレーターをしようかなと思っているあなたへ、オススメのオーディオインターフェイスを紹介したいと思います!

  • 何を基準にオーディオインターフェイスを選べばいいかわからない
  • マニピュレーターのオーディオインターフェイスはどれがオススメ?
  • 今自宅で使ってるオーディオインターフェイスでもマニピュレーターはできる?
  • DSPってなに?搭載してた方がいいの?

マニピュレーターを始めようと思っているけど、ネットに全然情報が無くて何を選べばいいかわからない…

という疑問を解決する内容となっています。

私はドラマーとして活動をしていますが、ライブではマニピュレーターを兼任したこともあります。

また、プロのマニピュレーターをしている友人からも、情報を提供していただいており、確かな情報をお届けすることができます。

もしあなたがマニピュレーター用のオーディオインターフェイスに悩んでいるのであれば是非この記事を参考にしてみてください。

私が使用している機材や過去に使用していた機材も含めて、具体的な商品名で紹介していきます。

自分のスタイルに合わせて、どのインターフェイスを購入すればいいのかがすぐにわかります。

マニピュレーターになるためのおすすめインターフェイス7選:マニピュレーターとはそもそも何なのか

そもそもマニピュレーターとは何をする人なのか。

カンタンに説明しますと、バンドだけでは出すことができない音を出すことができます。

例えばオーケストラの音や、ボーカルが録音したコーラスなどですね。

この音源をPC、またはMTR(マルチラックレコーダー)という機材を使って流すことができます。

同期というような言い方もされます。

マニピュレーターの必要性

マニピュレーターの需要は年々高まってきています。

昔のバンドブームのころは、ボーカル・ギター・ベース・ドラムという構成の演奏で十分でししたが、最近は打ち込みが主流になった楽曲が多く、バンド演奏だけでは表現ができない曲が多くなっているためです。

また、昔はMTRで4chまでしか同時に出力できない、などありました。

マニピュレーターの仕事

マニピュレーター専門の人もいますが、ドラムかキーボードが兼任する場合が多いです。

もちろんギタリストでもベーシストでも、マニピュレーターの知識を付けておくと仕事の幅が広がり、依頼が増えることは間違いなしです。

ただし、シーケンスの作成などはマニピュレーターがするのか、という点もありますね。

キーボードを担当されている方であれば、シーケンスの打ち込みはできるかもしれませんが、私のようなドラマーは、メンバーに打ち込みを頼むか、外注をする必要があります。

自分ができる範囲と、外注する範囲を決めておきましょう。

マニピュレーターになるためのおすすめインターフェイス7選: オーディオインターフェイスの選び方とオススメのインターフェイス

本格的にオーディオインターフェイスの選び方と、具体的な製品名をあげていきたいと思います。

オーディオインターフェイスの選び方はそんなに複雑なことはありません。

  • 金額で選ぶ
  • メーカーで選ぶ
  • アウトプットの数で選ぶ

こんな感じです。

では具体的におすすめの商品を紹介していきたいと思います。

初心者はステレオ出力のインターフェイス

初心者の方は、まず自宅にあるステレオ出力のインターフェイスで挑戦してみましょう。

2chのステレオ出力なので

  • Lチャンネル:クリック
  • Rチャンネル:コーラス・シーケンス

という感じで割り当てて、RチャンネルをモノラルでPAさんにお渡しすることになります。

【FOCUSRITE】Scarlett Solo (gen. 3)

FOCUSRITEは、プリアンプで有名なNEVEを創設したRUPERT NEVEさん創設したメーカーですので音質がすごく良いです。

こちらも背面にステレオのライン出力があるので使用することができます。

インターフェイス側のコネクタがタイプCになっていますが、どうやらC-Aの変換ケーブルが付属するようです。

そして何よりもこのインターフェイスを購入すると、Ableton Live Liteがバンドルされます。

PCはあるけどマニピ用のDAWとインターフェイスが欲しいという方におすすめです。

僕は今までFOCUSRITE Saffire Pro 40(8アウト)を使用しておりました。
当然音質はよくて変なトラブルもありませんでしたが、インプットのプリアンプが故障して手放すことになりました。

しかしForcusriteの信頼は高いです。

【BEHRINGER】UMC22

ステレオのライン出力があるオーディオインターフェイスの中でダントツに安いインターフェイスです。

とりあえず欲しいという方にオススメです。

しかしベリンガー製品は壊れやすさも目立つため、ライブの現場で使う場合は予備機としてもう一つ購入することをオススメします。

多チャンネル出力のインターフェイス

次は4ch以上の多チャンネル出力が可能なオーディオインターフェイスを紹介します。

ほとんどの製品が4ch出力となっていますので

  1. クリック
  2. コーラス
  3. シーケンス L
  4. シーケンス R

というような設定で使うと良いと思います。

もちろんコーラス・シーケンスだけでなく、別の音色を割り当てるのもOKです。

【iConnectivity】iConnectivity ( アイコネクティビティ ) / AUDIO4c

iConnectivytyはカナダのベンチャー企業が立ち上げた比較的新しいメーカーです。

ユーザーベースの考え方で、コストや複雑さを削減して使いやすい製品を作ることを目標としているようです。

マニピュレーターに特化したインターフェイスで紹介しようと思いましたが、アウトプットが4chでしたので多チャンネル出力のインターフェイスでご紹介させていただきました。

マニピュレーター界隈ではiConnectivityを使われている方が多く、評判が良いためオススメのインターフェイスです。

【Native Instruments】/ KOMPLETE AUDIO 6 MK2 オーディオインターフェイス

KOMPLETE AUDIO 6 のMK2のモデルです。

iConnectivityよりも、安価な価格で4ch出力を実現させることができます。

マニピュレーターに特化したインターフェイス

最後にマニピュレーターに特化したインターフェイスを紹介していきます。

多チャンネルであり、DAWとの組み合わせの相性がいい製品を紹介します。

【iConnectivity】PlayAUDIO12

PlayAUDIO12にはインプットが搭載されていないため、ライブマニピュレーターに特化したインターフェイスです。

というのも、今まで紹介してきたオーディオインターフェイスには、少なくとも1,2chほどのインプットが搭載されていしたが、マイクプリアンプの金額は意外と高いため、金額もその分高くなってしまいます。

また、サブのPCを接続して予備機との切り替えをすぐにできる機能も付いており、このクラスのインターフェイスではかなり金額が安くて信頼度も高いです。

知り合いのマニピュレーターはほとんどPlayAUDIO12を使ってます。
かなりオススメのオーディオインターフェイスです。

【MOTU】UltraLite mk3 Hybrid

MOTUのUltraLite mk3 Hybridです。

8chのラインアウトプットが搭載されているインターフェイスです。

MOTUをオススメする理由の一つとして、MOTUを販売しているハイ・リゾリューションがDigital PerformerというDAWも開発しており、Digital Performerがマニピュレーターに非常に特化しているためです。

同メーカーでそろえることで、不具合などのトラブルも最小限に抑えることができ、メーカーからの情報も得ることができます。

僕が信頼をしているマニピュレーターの方もMOTUとDigital Performerという組み合わせで使用されていました。

マニピュレーターになるためのおすすめインターフェイス7選: マニピュレーター豆知識

ここでマニピュレーターやDTMのちょっとした豆知識を紹介します。

DSP(digital signal processor)でPCの動作は軽くなる?

オーディオインターフェイスを探しているとき、DSP(digital signal processor)という単語を見かけることがあると思います。

中には「DSPが処理してくれるのでPCの負担を軽減することができます。」と説明が書かれています。

DSPは録音する際に、自分のモニターにリバーブやディレイなどのエフェクトをかけるときにインターフェイス側が処理するという機能ですので、DAWの動作を助けてくれる機能ではありません。

DAWの動作を軽減させたい場合、PCIe アクセラレータカードを導入する必要があります。

ライブでマ二ピをするときはDIを借りよう

キーボーディストやベーシストには馴染みがあるDIですが、マニピュレーターをする場合はPAさんに送るチャンネル数分のDIを借りたい点を事前にライブハウスに伝えておきましょう。

マニピュレーターになるためのおすすめインターフェイス7選のまとめ

マニピュレーター用のインターフェイスを買う場合、まずはアウトプット数から決めるのがよいと思います。

そして自分の使用しているOS、DAWを確認してオーディオインターフェイスを選べば、使いやすいインターフェイスに出会えると思います。