こんにちは。Naotoです。
ディスクのクローンソフトウェアであるEaseUS Disk Copyと、競合の4社を比較してみたいと思います。
EaseUS Disk Copyというソフトをご存じでしょうか?
僕はかつて会社に落ちていたPCをSSD化するために大変何度も使わせていただいたのですが、ディスクのクローンソフトになります。
数あるクローンソフトの中でEaseUS Disk Copyを選んだ理由が、なんとなくSEOで上位にあったということでした。
今回EaseUS社が出している[2023最新]Windows 11/10用クローンソフトウェアトップ5という記事を見かけて、EaseUS Disk Copyと競合の5社の機能やプランを比較してみようと思いました。
是非この記事を参考に、EaseUS Disk Copyの購入を検討してみてください。
EaseUS Disk Copyの機能とプランについて

EaseUS Disk Copyの機能とプランについて書いていきたいと思います。
EaseUS Disk Copyのウェブサイトから引用します。
Disk Copy Pro | Disk Copy Technician | Disk Copy Server |
---|---|---|
3,450円(1年間) | 10,800円 (1年間) (税込11,880円)から | 97,890円(1年間) |
1 PC用ライセンス | 複数PC用ライセンス | 1 PC用ライセンス |
Windows 11, 10, 8, 8.1, 7 で動作可能 | Windows 11, 10, 8, 8.1, 7 で動作可能 | Windows 11, 10, 8, 8.1, 7 で動作可能 |
× | Windows Server 2008, 2012, 2016,2019, 2022 で動作可能 | Windows Server 2008, 2012, 2016,2019, 2022 で動作可能 |
セクターごとにディスク/パーティションをクローン | セクターごとにディスク/パーティションをクローン | セクターごとにディスク/パーティションをクローン |
クローン中にパーティションのサイズを調整可能 | クローン中にパーティションのサイズを調整可能 | クローン中にパーティションのサイズを調整可能 |
起動ディスクを作成してクローンを実行 | 起動ディスクを作成してクローンを実行 | 起動ディスクを作成してクローンを実行 |
1クリックでOSを移行可能 | 1クリックでOSを移行可能 | 1クリックでOSを移行可能 |
オフラインでハードディスクをクローン | オフラインでハードディスクをクローン | オフラインでハードディスクをクローン |
× | × | ネットワーク経由でハードディスクを別のPCにクローン |
× | × | ネットワーク経由で1台のハードディスクを複数台のデバイスに同時にクローン |
通常の自宅利用だとDisk Copy Proで十分ですが、エンタープライズでの利用の場合はDisk Copy TechnicianかDisk Copy Serverが適切ですね。
ちなみにEaseUS Disk Copyは有料ソフトです。
サポートOSはWindowsのみサポートされていますが、Linuxのディスククローン自体は可能です。
実際に僕がクローンを行った記事、EaseUS Disk Copyでディスクのクローンをしてみた|やり方を7枚の画像で解説では、Macで扱っていたファイルたちをクローンしました。
Apple File System(APFS)でフォーマットしたHDDのため、Windowsで中身を見ることはできませんでしたが、クローンは可能ということです。
OSのインストール方法などはこちらを参照してみてください。
EaseUS Disk Copyのインストール方法を9枚の画像で解説!
Clonezillaの機能とプランについて

[2023最新]Windows 11/10用クローンソフトウェアトップ5で次に紹介されていたクローンソフトは、Clonezilla(クロネジラ)です。
クローンソフトとしてClonezillaを選択する人はかなりニッチな人だと思いますが、ClonezillaはWindowsやLinuxなどにインストールするソフトではなく、独立したOSとして動作するソフトウェアです。
台湾で開発がされているようですが、無料で使うことができます。
結構マニアックなソフトなので、こちらを参考にしてみてください。
どちらを選ぶべきか:Macrium Reflect vs Clonezilla
アクロニスの機能とプランについて

EaseUS Disk Copyの競合のソフトとして、アクロニスが紹介されていました。
アクロニスのソフトは、ほとんどがバックアップ用のソフトですが、Cyber Protect Home Officeが、EaseUS Disk Copyに近いソフトっぽいですね。
機能とプランをアクロニスのサイトから引用します。
Essentials | Advanced | Premium |
---|---|---|
¥5,580年間 | ¥6,140年間 | ¥13,980年間 |
コンピュータ1台用 | コンピュータ1台用 | コンピュータ1台用 |
クラウドはご利用いただけません | 50GB | 1TB無料 |
フレキシブルなバックアップ: フルイメージからファイルレベルまで | フレキシブルなバックアップ: フルイメージからファイルレベルまで | フレキシブルなバックアップ: フルイメージからファイルレベルまで |
起動中のディスクのクローン作成 | 起動中のディスクのクローン作成 | 起動中のディスクのクローン作成 |
迅速なリカバリ/Universal restore | 迅速なリカバリ/Universal restore | 迅速なリカバリ/Universal restore |
ランサムウェア対策機能 | ランサムウェア対策機能 | ランサムウェア対策機能 |
× | ウイルス対策およびマルウェア対策でコンピュータとバックアップを保護 | ウイルス対策およびマルウェア対策でコンピュータとバックアップを保護 |
× | クラウドバックアップと機能 | クラウドバックアップと機能 |
× | データをクラウドに自動レプリケーション | データをクラウドに自動レプリケーション |
× | Microsoft 365のバックアップ | Microsoft 365のバックアップ |
× | × | ファイルのブロックチェーン証明書 |
× | × | ファイルに電子署名 |
× | × | 最高5TBのクラウドストレージを追加可能 |
ニーズによってプランをカスタマイズできるので、価格は前後しそうです。
単に「ディスクコピーをしたい~」という人にはちょっと本格的すぎる機能です。
法人やセキュリティの厳しい環境で使う方にはおすすめかもしれません。
Macrium Reflectの機能とプランについて

EaseUS Disk Copyの競合のソフトとして、Macrium Reflectが紹介されていました。
無料でも使えてシンプルな使い勝手のMacrium Reflectですが、有料プランも紹介してみます。
ワークステーションのトライアル版 | Reflect 8 ワークステーション |
---|---|
無料 | ワークステーション:$113.80 = 約12,518円 サーバ:$449.00 = 約49,390円 サーバープラス:$899.00 = 約98,890円 |
リムーバブルメディアのイメージングとクローン作成 | 30 日間トライアルのすべてに加えて… |
実行中の Windows OS のイメージを作成する | Macrium ReDeploy – 異なるハードウェアへのベアメタル復元 |
起動していないシステムを復元する | 1 年間のテクニカル サポートと更新可能な迅速な電話サポート |
スケーラブルでナビゲート可能なログ ビュー インターフェイス | 永久ライセンスと現在のサポート付きの無料メジャー バージョン アップグレード |
Hyper-V / Oracle VirtualBox VM でバックアップを瞬時に起動 | |
ダイレクトディスククローン作成 | |
WinPE 11 レスキュー メディア | |
ファイルおよびフォルダレベルのバックアップとリカバリ | |
Windows システムの物理および仮想の超高速イメージング | |
増分および差分イメージング | |
トライアル期間中は電子メールによるテクニカル サポート |
Reflect 8 ホームトライアル | リフレクト 8 ホーム |
---|---|
無料 | 年間プラン:$49.99 /年 = 約5,500円 1 回限りの購入:$69.95 = 約7,700円 |
リムーバブルメディアのイメージングとクローン作成 | 30 日間トライアルのすべてに加えて… |
実行中の Windows OS のイメージを作成する | ReDeploy を使用した異種ハードウェアへのベア メタル リストア |
起動していないシステムを復元する | 1年間のテクニカルサポート |
スケーラブルでナビゲート可能なログ ビュー インターフェイス | 永久ライセンス – サブスクリプションや更新は不要 |
Hyper-V / Oracle VirtualBox VM でバックアップを瞬時に起動 | 無料のマイナーバージョンアップグレード |
ダイレクトディスククローン作成 | |
WinPE 11 レスキュー メディア | |
試用期間中の電子メールによるテクニカル サポート | |
迅速なデルタ クローン作成と復元 | |
日次バックアップのスケジュール設定 | |
ランサムウェアからの保護と暗号化 | |
インクリメンタルイメージング |
アクロニスと同じくらいの価格間ですね。
一般家庭でHyper-V / Oracle VirtualBox VMなんて使うのか?と思いますが…
パラゴンの機能とプランについて

EaseUS Disk Copyの競合のソフトとして、パラゴンが紹介されていました。
ソフトはHard Disk Manager for WindowsがEaseUS Disk Copyに近い製品かなと思います。
こちらも基本無料で、有料版で機能が追加という感じです。
機能 | Basic | Advanced |
---|---|---|
サポートするWindows Windows 7, Windows 8, Windows 8.1, Windows 10 | 〇 | 〇 |
基本的なパーティショニング | 〇 | 〇 |
高度なパーティショニング | 〇 | |
ディスクの抹消 | 〇 | |
データ移行 | 〇 | |
バックアップと復元 | 〇 | 〇 |
バックアップのスケジュール | 〇 | |
リカバリーメディアビルダー | 〇 | 〇 |
完全にエンタープライズ向けですね。
上の表からは読み取れないですが、サポートされるテクノロジにはRAIDやストレージプロトコルが書いてるので。
金額はAdvancedで合計金額:¥12,832とのことでした。
ディスクのクローンソフトウェアのEaseUS Disk Copyと競合4社を比較してみたまとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
EaseUS Disk Copyと競合4社の機能やプランを比較してみました。
各社対象としているユーザーが異なっているので単純な比較にするのは難しいかもしれません。
印象としては
EaseUS Disk Copy
一般一派家庭向け。
安いけどベーシックな機能のみという感じ。
クロネジラ Clonezilla
かなりマニア向け。
80年代くらいのPCをいじってた人向けみたいな感じ。
アクロニス
セキュリティに強い。
一般家庭向けだけど価格が少し高い。
Macrium Reflect
仮想化に強そう。
でも有料版のうまみがあまりない。
パラゴン
自宅でマニアックなストレージを組んでいる人向けという感じ。
という感じでした。
EaseUS Disk Copyを1か月だけ買うとかの方がよさそうかなと思います。