フランチャイズ起業をしようと思っているけど、騙されたくない…どんなことに気を付ければいいかな?
そんな疑問にお答えします。
僕は2020年、フランチャイズ加盟をきっかけに起業しました。
結果、騙されて数百万の借金だけが残りました。
僕の認識が甘かったというのが結論ですが、「何が甘かったのか」「何に気を付けるべきなのか」など書いていきたいと思います。
あなたの考えが、過去の僕の考えと同じであれば一度考え直してみてください。
フランチャイズを探すときは、フランチャイズビジネスモールも参考にしてみてください。
フランチャイズで騙されないためには、惚れるな

フランチャイズで騙されないためには、相手に惚れないでください。
恋は盲目といわれるように、本部の人間性やビジネスモデルに惚れてしまえばただのカモです。
マジで冷静になってください!
加盟前のやり取りには、冷静に考えてください。
早く契約を取るために急かしてくる
今、同じく検討中の方がいるので、早い者勝ちになります。
僕が言われて急かされた言葉です。
急かしてくる人は、遠慮なく断りましょう。
例えば、「今ならあなたのために〇〇円OFFで販売いたします!」みたいな提案てよく見かけるじゃないですか。
あれって冷静に考えたら、「僕のためを思っているならいつでも〇〇OFFにしてくれよ」と思います。
今しか値引きしてくれないとか、他にも検討している人がいるとか急かしてくる人は、自分のことしか考えていません!
無知だからガンガン金取ろうとしてくる
僕は未経験の業界でフランチャイズ加盟したため、無知でした。
本部は、無知な僕からガンガンお金を取ろうとしてきます。
本部がよく言う「未経験でも稼げます!ほとんどの加盟店が未経験から始めてます!」というのは、
未経験者の人の方が業界のことを知らないからお金を取りやすい!ということです!
ぶっちゃけると、僕はレンタカーでフランチャイズ加盟しました。
結構お金のかかるビジネスなのですが、何とか開業に持っていくことができましたが…数か月で終了。
当然レンタカーは保険に入っているのですが、その時保険屋さんからこんな話を聞きました。
実はあまり大きな声では言えないのですが…
今回のフランチャイズ本部から、保険料の〇%を本部に支払うように言われてまして…
当時は「あー、そういう感じなんだ」と、すでに本部への信頼はなかったので心の傷などはなかったのですが、基本的にはこういった知らないところでお金を取ってきます。
デメリットを説明できない本部は危険
デメリットを説明してこない本部は危険です。
危険というかもう加盟は辞めた方がいいです。
なぜなら、デメリットを提示できない理由は、「ビジネス全体のデメリットを把握できていない」か「デメリットを提示すると加盟が減る」かのどちらかだからです。
僕は元々ブロガーだったので、デメリットの説明というのは成約率を上げるものとして考えていました。
しかし…本部にデメリットの説明を求めても「う~ん、特にデメリットというのはないですねぇ」と言われました。
「デメリットはない」は危険信号!
結局デメリットの説明はされないまま契約をしてしまいました。
ビジネスモデルと本部に惚れていたからです…
「本部、怪しいな…」と思ってから、別に加盟店に話を聞きに行ったり、商工会議所に相談に行きました。
結果、本部との契約書や本部の行動は真っ黒でした。
加盟前の商談は、本当に注意してください。
フランチャイズで騙されないためには、人に頼るな

フランチャイズで騙されないためには、人に頼らないようにしましょう。
フランチャイズ加盟に悩んでいるあなたは、こう思っているはずです。
起業して独立したいなー。でも自分独りだと怖い…
フランチャイズとかに加盟してノウハウを教えてもらおうかな。
この考え、マジで危険です。
そもそもノースキルの分野で起業するな
そもそもノースキルの分野で起業しないでください。
スキルのない分野で起業しても、知識・経験がないので成功できません。
僕の場合は、ITエンジニアなのにレンタカー屋という全く別分野でのチャレンジでした。
今思うと、もし起業するならIT系にしたと思います。自分の力を信じることができるので。
金持ち父さん、貧乏父さんとか見てお金にお金を稼がせよう!とか考えて起業しても無理です。
まずは自分のスキルをしっかり見極めて、高望みせずに今の自分に何ができるのかを考えてみてください。
フランチャイズは、高い宣伝広告費のようなものだと思った方がいい
フランチャイズは、高い宣伝広告費のようなものだと思った方がいいです。
なぜなら、一番大変なのが集客だからです。
例えば、僕は結構マイナーなレンタカーフランチャイズに加盟しました。
集客方法はというと、Google広告でした。
この時、フランチャイズ本部に知名度があれば集客のハードルは一気に下がります。
僕が加盟したのが弱小フランチャイズだったため、結局お金を払って広告を打つしか集客ができなったのです。
フランチャイズは、高い広告費のようなものだと思った方がいいです。
フランチャイズ本部だけじゃなく、加盟店からも話を聞きましょう
フランチャイズ本部だけじゃなく、加盟店からも話を聞きましょう
なぜなら、今からあなたがやろうとしていることの先駆者だからです。
僕は契約前には加盟店の話は聞きませんでしたが、経営が危なくなってから数店舗に電話をかけて情報収集しました。
結局、加盟店の話が一番有益です。
5社ぐらいは聞いた方がいいです。
とはいえ、ほとんどが「辞めた方がいい」と言われると思うので、そこはご自身で判断してみてください。
ビジネスモデル、人間性に惚れずに判断してください!
フランチャイズで騙されないためには、事前に行動しておこう

フランチャイズで騙されないためには、事前に行動しておきましょう。
数万円でできるものではありませんので、人生がかかっています。
しっかり事前に行動してください!
先ほどの、加盟店から情報収集と合わせて、他にも紹介しておきます。
商工会議所には加盟してください
事前に商工会議所に加盟してください!
これは本当に過去の自分に言いたいです…
商工会議所って、なんか古臭い団体だからなんかいいアドバイスとかしてくれなさそう…
マジでそんなことないです。
仮におっさんばっかりだったとしても、似たような過去の事例とか教えてくれるので注意点とか教えてくれます。
僕も事前に商工会議所に相談していればこんなことにはならなかったのかなと思います。
「もう支払い無理だ…」と思って、商工会議所の「破産の前に相談してください!」みたいなページを見つけて藁にも縋る思い出電話した思い出があります。
その時、中小企業診断士の先生にフランチャイズ契約を見せたところ「これは親切とは言えない契約書ですね」と言われて、辞めることを決意しました。
事前に相談、マジで大切です。
契約前に日本政策金融公庫に相談してください
契約前に、日本政策金融公庫に相談してください。
日本政策金融公庫は商工会議所と繋がっているので、事業計画書の甘さなどを指摘してもらえます。
僕は契約後にフランチャイズ本部から融資のコンサルを紹介されて公庫を受けましたが…ボコボコに怒られました…
当時は「あのクソハゲ…」と思っていましたが、今となっては借金しなくてよかったなと思います。
融資が下りなく、結果的にお金が足りなくて辞めましたが、もっと早い段階で公庫に相談していれば騙されずに済んだと思います。
契約前に、公庫に相談してみてください。
フランチャイズで騙されないためには、自分の経験に自信を持とう
最後にですが、フランチャイズで騙されないためには、自分の謎のチャレンジ精神に自信を持つのではなく、過去の経験に自信を持ちましょう。
なぜ起業したいのか?(起業したいと思うまでのストーリー)
なぜその仕事なのか?(その仕事を選んだ理由や具体的なストーリー)
今までどんな経験で人を助けてきたか(過去の経験のストーリー)
こんな感じで、基本的に人間の動機にはストーリーが関与しています。
なぜそう思ったのか?
それが答えられないようであれば、あなたはただお金を稼ぐことしか考えられていないのではないでしょうか?
この答えが明確でないかぎり、どれだけお金をかけてビジネスを作っても失敗します。
今一度、自分自身と話してみてください。
フランチャイズ加盟で起業・独立はオススメできません!その5つの理由を解説!
ブログ移行中です。
理想の自分の追いかけ方